木工団地の歴史
木工団地とは
増渕工業所は栃木県鹿沼市、木工団地内にございます。
増渕工業所は創業60年。鹿沼木工団地も開設から60年。鹿沼市と共に歩んできた歴史を振り返ります。
木工のまち鹿沼
鹿沼市は豊かな森林資源により、戦前から木材産業が主要産業。
戦後の復興に伴う木材需要の増加に合わせ、特に建具を中心に発展しました。
鹿沼組子
鹿沼に組子が伝わったのは江戸時代の初期。日光東照宮造営のために全国から集まった腕利きの職人によって技術が伝えられました。鹿沼は杉や檜などの木材が豊富であったことから、江戸時代から実用的な建具の生産が開始され、次第に実用性だけでなくデザイン性にも優れた「鹿沼組子」が広まっていきます。当社ロゴマークも鹿沼組子をイメージしています。
1949年
商工省(現経済産業省)から「重要木工集団地」の指定を受け、その後高度成長期の住宅需要なども相まって順調に成長。
1961年
国の工場等集団化制度導入を受ける。
1962年
組合員60人で鹿沼木材工業団地協同組合が発足。
1964年
木工団地開設。鹿沼市茂呂に約32ヘクタールの木工団地が整備。
1966年
開設から3年で計32社が進出
1969年
工業団地の完成
1972年
東北縦貫自動車鹿沼インターチェンジ開設(物流拠点・鹿沼)
1984年
名称を現在の「鹿沼木工団地協同組合」に変更
2022年1月
企業主導型の「かぬま木工団地保育園」を開設
2023年7月
組合設立60周年の記念式典
かぬま木工団地保育園
内閣府の企業主導型保育事業を活用し「かぬま木工団地保育園」を開設しています。
「木育」を意識し、鹿沼市産材をふんだんに使用。保育園内は最新設備に加え、木のぬくもりが感じられる温かみのあるデザインです。同組合事業者の家族に加え近隣住民も利用でき、働きやすい環境です。
青空市
団地内で毎年6月に開かれる鹿沼木工団地まつり青空市。
開催は2023年で46回を数え、人気イベントとして定着しています。